ぐりは動物嫌いの父のために、家を出るまで何も飼えなかった。
父は生理的に動物が嫌いだったから、飼うなんてとんでもなかったからだ。
そんな父が
ある日犬を見つけてきて飼いたいのだと母に告げた。
その犬はペットショップで売れ残っていた柴の女の子で、子犬といえる大きさを過ぎていたのだか、父はよく話しかけていたものだ。
飼い方は間違っていたが何時も一緒に居て、孫のように可愛がっていた。
柴の性質で、手から離れてしまうと中々帰って来なかったので、父は何回か探しまわった事があった。
あんなにも可愛がっていたから、名を呼んで戻らない事にショックを受けたようではあったが、その頃のぐりは『躾ないからだ』『信頼関係がなってない』などと偉そうに言い、更に父を傷付けていた。
今だから思う
犬を飼う為に必要な事は躾などでは無く、犬を理解する事
ただそれだけなのだ
父の元へ来る前のミニィを思いながら、父へ幸せを運んで来てくれた事を感謝している。
ミニィ
14歳と350日の今日
父へ会いに旅立った

父と母と一緒に、虹の橋で笑っているだろう

海にも会わせたかったなぁ
ね、海
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- 2014/12/17(水) 17:51:19|
- ぐり
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